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煤埃
ふりがな文庫
“煤埃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すすほこり
66.7%
すすほこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすほこり
(逆引き)
煤掃をすると家の内は
綺麗
(
きれい
)
になるけれども、一時は
煤埃
(
すすほこり
)
が空中に舞い上ってその辺一面に大荒れに荒れるのであるが、その煤掃も終って暫く時間が
経
(
た
)
つと
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
次の六畳の天井は、
煤埃
(
すすほこり
)
にまみれた
古葭簀
(
ふるよしず
)
で、
腐
(
くさ
)
れ屋根から雨が
漏
(
も
)
ると、黄ろい
雫
(
しずく
)
がぼて/\畳に落ちた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
煤埃(すすほこり)の例文をもっと
(2作品)
見る
すすほこ
(逆引き)
その他には半坪の流し場があるきりで、押入も敷物もついてなかった。
勾配
(
こうばい
)
のひどく急な茅屋根の天井裏には
煤埃
(
すすほこ
)
りが真黒く下って、柱も
梁
(
はり
)
も敷板も、鉄かとも思われるほど
煤
(
すす
)
けている。
贋物
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
煤埃(すすほこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
煤
漢検準1級
部首:⽕
13画
埃
漢検1級
部首:⼟
10画
“煤”で始まる語句
煤
煤煙
煤掃
煤色
煤烟
煤竹
煤払
煤拂
煤黒
煤臭
“煤埃”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
葛西善蔵
高浜虚子