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煤臭
ふりがな文庫
“煤臭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すすくさ
50.0%
すゝくさ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすくさ
(逆引き)
「じゃ、それでも好い、急いで持って来ておくれ。」持って来たのは御飯といっても砂だらけ、御汁といっても
煤臭
(
すすくさ
)
いようで、おまけに塩湯でも飲むようだ。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
後には
炉
(
ろ
)
に消えかかった、
煤臭
(
すすくさ
)
い
榾
(
ほた
)
の火だけが残った。そのかすかな火の光は、十六人の女に
虐
(
さいな
)
まれている、小山のような彼の姿を
朦朧
(
もうろう
)
といつまでも照していた。……
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
煤臭(すすくさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゝくさ
(逆引き)
その
煤臭
(
すゝくさ
)
い
明
(
あか
)
りで眺めますと、
結燈臺
(
ゆひとうだい
)
が倒れたので、床も疊も一面に油だらけになつた所へ、さつきの耳木兎が片方の翼ばかり苦しさうにはためかしながら、轉げまはつてゐるのでございます。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
煤臭
(
すゝくさ
)
い
明
(
あか
)
りで眺めますと、
結燈台
(
ゆひとうだい
)
が倒れたので、床も畳も一面に油だらけになつた所へ、さつきの耳木兎が片方の翼ばかり、苦しさうにはためかしながら、転げまはつてゐるのでございます。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
煤臭(すゝくさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
煤
漢検準1級
部首:⽕
13画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“煤”で始まる語句
煤
煤煙
煤掃
煤烟
煤色
煤竹
煤払
煤拂
煤黒
煤埃
“煤臭”のふりがなが多い著者
吉江喬松
芥川竜之介