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			さやう
		
		  
	
	
	    
	
	
		
		
			申立てしも今聞
通りなり
眞直に申立よ此上
包み
祕すに於ては
急度申付るぞと聞て善右衞門ヘイ
明白に申上ます私しは
然樣なる者を
 
		
		
			カピ長 さゝゝ、
沒分曉漢ぢゃ。
確と
然樣か? 
其樣なことをすれば
身爲になるまい。……すれば、
何ぢゃな、では
乃公の
命令を
聽かぬ! はて、
今が
時ぢゃ。
 
		
		
			これも亦須らく大の一字を念じて、
然樣な境界を脱し得なければならぬのである。
 
		
		
			赤らめイヱ/\五ヶ
年前私し
在所柏原の宿へ一夜
泊りたれども
其節父銀五郎病中にて私しは十二
歳一夜の
旅宿に
爭然樣の
儀を
 
			
		 
		
		
			押れしに三郎兵衞
然樣なりと申しける故
彌々其方四郎右衞門より借用致したるに
相違なくは右百兩の金に十年の
利分を