トップ
>
無傷
>
むきず
ふりがな文庫
“
無傷
(
むきず
)” の例文
火焔放射器
(
かえんほうしゃき
)
で焼ききられているので、動きだしはしなかったが、廊下にひっくりかえっていた、
無傷
(
むきず
)
の機械人間は、むくむくと起きあがりはじめたのである。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
無傷
(
むきず
)
に都へ立ち退かせ、そしてあくまで、後醍醐のきみを
護
(
まも
)
りたてまつるようにと、後日を祈って——
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
男
(
おとこ
)
は、それを
手
(
て
)
に
取
(
と
)
ってみますと、
思
(
おも
)
いがけない、
利助
(
りすけ
)
の
作
(
つく
)
ったさかずきでした。しかも
無傷
(
むきず
)
で
藍
(
あい
)
の
色
(
いろ
)
もよく、また
描
(
か
)
いてある
絵
(
え
)
の
趣
(
おもむき
)
も
申
(
もう
)
し
分
(
ぶん
)
のないものでありました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「それがよろしい。互いに
無傷
(
むきず
)
なのが何よりだ。まもなく夜も明けよう」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙