“無傷”の読み方と例文
読み方割合
むきず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火焔放射器かえんほうしゃきで焼ききられているので、動きだしはしなかったが、廊下にひっくりかえっていた、無傷むきずの機械人間は、むくむくと起きあがりはじめたのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
無傷むきずに都へ立ち退かせ、そしてあくまで、後醍醐のきみをまもりたてまつるようにと、後日を祈って——
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おとこは、それをってみますと、おもいがけない、利助りすけつくったさかずきでした。しかも無傷むきずあいいろもよく、またいてあるおもむきもうぶんのないものでありました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)