トップ
>
濕氣
>
しめりけ
ふりがな文庫
“
濕氣
(
しめりけ
)” の例文
新字:
湿気
第十
常居
(
ゐま
)
は
濕氣
(
しめりけ
)
少
(
すくな
)
く
日當
(
ひあた
)
りよくして
風
(
かぜ
)
の
透
(
とほ
)
る
樣
(
やう
)
に
心
(
こゝろ
)
を
用
(
もち
)
ふ
可
(
べ
)
し。一ヶ
年
(
ねん
)
一兩度
(
いちりやうど
)
は
必
(
かなら
)
ず
天井
(
てんじやう
)
また
椽
(
えん
)
の
下
(
した
)
の
塵
(
ちり
)
を
拂
(
はら
)
ひ、
寢所
(
ねどころ
)
は
高
(
たか
)
く
燥
(
かわ
)
きたる
方
(
はう
)
を
擇
(
えら
)
ぶべき
事
(
こと
)
。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
唯、
木陰地
(
こさぢ
)
の
濕氣
(
しめりけ
)
にも似て、日の目も知らぬ淋しき半生に、不圖天上の枝から落ちた一點の紅は其人である。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
停車場から宿屋まで、僅か一町足らずの間に、夜風の冷に頥を埋めた首卷が、
呼氣
(
いき
)
の
濕氣
(
しめりけ
)
で眞白に凍つた。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
濕
部首:⽔
17画
氣
部首:⽓
10画
“濕”で始まる語句
濕
濕地
濕々
濕布
濕熱
濕生
濕聲
濕臭
濕衾
濕地熱