“一兩度”の読み方と例文
新字:一両度
読み方割合
いちりやうど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第十 常居ゐま濕氣しめりけすくな日當ひあたりよくしてかぜとほやうこゝろもちし。一ヶねん一兩度いちりやうどかなら天井てんじやうまたえんしたちりはらひ、寢所ねどころたかかわきたるはうえらぶべきこと
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
如何いかんとなれば、座敷ざしき肱掛窓ひぢかけまどや、欄干らんかんから、かゝる光景くわうけいられるのは、ねんたゞ一兩度いちりやうどださうである。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)