“潮崎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うしほざき50.0%
しおざき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬關海峽ばくわんかいけうき、瀬戸内海せとないかいり、それより紀伊海峽きいかいけうでゝ潮崎うしほざきめぐり、遠江灘とほとほみなだ駿河灣するがわん相模灘さがみなだ沿岸えんがん沿ふて、およ波濤はたうつところ、およ船舶せんぱくよこたはるところ海岸かいがんちかいへいうせらるゝ諸君しよくん
で——、やや明快なおもてをあげ、サッと海風のくるほうを眺めると、今、淡路の潮崎しおざきと岡崎の間を出てゆく十五反帆たんぼの船が目につく。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)