潮崎しおざき)” の例文
で——、やや明快なおもてをあげ、サッと海風のくるほうを眺めると、今、淡路の潮崎しおざきと岡崎の間を出てゆく十五反帆たんぼの船が目につく。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)