“瀬戸内海”の読み方と例文
読み方割合
せとないかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和三年四月四日、農山漁村のうさんぎょそんの名が全部あてはまるような、瀬戸内海せとないかいべりの一寒村へ、若い女の先生が赴任ふにんしてきた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
太平洋岸や瀬戸内海せとないかい沿岸の多くの場所では、いわゆる陸軟風と季節的な主風とが相殺するために、夕なぎの時間が延長されるのであるが、東京では
涼味数題 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
東を見れば、大阪湾をへだてて紀伊きい半島が、西を見れば海峡かいきょうをへだてて四国の山々、更に瀬戸内海せとないかいにうかぶ島々が、手にとるように見渡せるのである。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)