“戸内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うち25.0%
こない25.0%
とぬち25.0%
なか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という声が戸内うちから聞こえる。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
こう言って、清三が戸内こないにはいって来た。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
戸内とぬちには燈明き室あまたあり。室ごとに大卓幾箇か据ゑたるを、男女打雜りたる客圍み坐せり。われは勇を鼓して先づ最も戸に近き一室を大股おほまたに歩み過ぎしに、諸人は顧みんとだにせざりき。