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満坐
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まんざ
ふりがな文庫
“
満坐
(
まんざ
)” の例文
眉毛
(
まゆげ
)
を
長
(
なが
)
く、
睫毛
(
まつげ
)
を
濃
(
こ
)
く、
彼方
(
むかふ
)
を
頸
(
うなじ
)
に、
満坐
(
まんざ
)
の
客
(
きやく
)
を
背
(
せ
)
にして、
其
(
そ
)
の
背
(
せな
)
の
方
(
はう
)
は、
花輪
(
はなわ
)
が
隔
(
へだ
)
てゝ、
誰
(
だれ
)
にも
見
(
み
)
えない。——
此方
(
こなた
)
に
斜
(
なゝめ
)
くらゐな
横顔
(
よこがほ
)
で、
鼻筋
(
はなすぢ
)
がスツとして、
微笑
(
ほゝゑ
)
むだやうな
白歯
(
しらは
)
が
見
(
み
)
えた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
満腔
満洲
満々
満潮
満干
満天星
満山