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湯煮
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ゆで
ふりがな文庫
“
湯煮
(
ゆで
)” の例文
それは法則の通り
昨日
(
きのう
)
拵
(
こしら
)
えておいたスープの中へ二、三百目位な
雄鶏
(
おんどり
)
を丸のまま入れて塩をホンの少し加えて一時間ばかり
湯煮
(
ゆで
)
る。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
ソコで
洗手盥
(
ちょうずだらい
)
も
金盥
(
かなだらい
)
も一切
食物
(
しょくもつ
)
調理の道具になって、暑中など
何処
(
どこ
)
からか
素麺
(
そうめん
)
を貰うと、その素麺を奥の台所で
湯煮
(
ゆで
)
て貰うて、その素麺を冷すには、毎朝、顔を洗う洗手盥を
持
(
もっ
)
て来て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
○味噌餅は餅を柔く
湯煮
(
ゆで
)
おき別に赤味噌を擂り酒と砂糖にて味を付け
裏漉
(
うらごし
)
にして一旦煮立て餅の上へかけ椀の蓋をなし少し蒸らして食す。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
先ず手軽いのが玉子のサンドウィッチで
湯煮
(
ゆで
)
た玉子を黄身も白身も一緒に
裏漉
(
うらご
)
しにして塩を少しとバターとを
好
(
よ
)
きほどに混ぜて煉ります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
先ず一升の蕎麦粉へ玉子を九つか十位入れてそれだけで捏ねて
展
(
の
)
します。それを直ぐに
截
(
き
)
って
湯煮
(
ゆで
)
ますがどんなに
美味
(
おいしゅ
)
うございましょう。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
その玉子を
湯煮
(
ゆで
)
て
裏漉
(
うらご
)
しにしてバターと塩胡椒で煉って塗りますがバターと塩胡椒の代が一人前一銭、二十人前で二十銭あれば充分です。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
別に人参と
蒟蒻
(
こんにゃく
)
あるいは蕪などを
湯煮
(
ゆで
)
て
漏
(
こぼ
)
して醤油と味淋にて味をつけ、
柔
(
やわらか
)
になるまで煮て、冷めたる時南京豆と和えるなり。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
白身も黄身も共に半熟にならなければ真誠の半熟といわれんが
昔
(
むか
)
しから温泉で
湯煮
(
ゆで
)
るとその半熟が出来る事は人が知っていた。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その鶏を五つ位に
捌
(
さ
)
いて五合の水で玉葱四つを加えて塩味をつけて一時間
湯煮
(
ゆで
)
ます。最初
沸立
(
にた
)
つ時アクの浮くのを
掬
(
すく
)
い取らなければなりません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
第三十五 ホウレン草のスープ はホウレン草の青い葉だけよく
柔
(
やわらか
)
に
湯煮
(
ゆで
)
て
一旦
(
いったん
)
絞
(
しぼ
)
って水を切って
擂鉢
(
すりばち
)
でよく擂ります。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“湯煮”で始まる語句
湯煮玉子
湯煮漏