“湯煮漏”の読み方と例文
読み方割合
ゆでこぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小山の奥さん、梅干を煮ますのは最初三度ほどもよく湯煮漏ゆでこぼしてそれから味淋みりんとお砂糖と鰹節かつおぶしを沢山入れて三時間位よく煮詰めるのです。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それからまた湯に入れて三十分間ほど煮てはこぼしまた三十分煮ては漏し一時間半位に三度湯煮漏ゆでこぼすとアクが除れます。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
取るのが少し面倒で、最初幾度も幾度も湯煮漏ゆでこぼして苦味が全く抜けた時分に味淋みりんとお砂糖を
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)