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渉
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わたる
ふりがな文庫
“
渉
(
わたる
)” の例文
法科大学教授大川
渉
(
わたる
)
君は居間の
真中
(
まんなか
)
へ
革包
(
かばん
)
を出して、そこら
中
(
ぢゆう
)
に書物やシヤツなどを取り散らして、何か考へては革包の中へしまひ込んでゐる。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いま筆者が参照している随筆『しぐれ
草紙
(
ぞうし
)
』の著者、会津藩士小川
渉
(
わたる
)
は天保十四年生れで、文久から明治
戊辰
(
ぼしん
)
にかけて同藩現役の中堅であった。「ところ刑は」とかれは書いている。
せいばい
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
盖
(
けだし
)
北越奇談
(
ほくゑつきだん
)
に
会津
(
あひづ
)
に
隣
(
とな
)
る
駒
(
こま
)
が
岳
(
たけ
)
の
深谷
(
しんこく
)
に入ること三里にして
化石渓
(
くわせきたに
)
と名付る処あり、
虫羽
(
ちゆうう
)
草木といへども
渓
(
たに
)
に入りて一年を
歴
(
ふ
)
ればみな化して石となる。
其
(
その
)
川甚
苦寒
(
くかん
)
にして夏も
渉
(
わたる
)
べからざるが如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盖
(
けだし
)
北越奇談
(
ほくゑつきだん
)
に
会津
(
あひづ
)
に
隣
(
とな
)
る
駒
(
こま
)
が
岳
(
たけ
)
の
深谷
(
しんこく
)
に入ること三里にして
化石渓
(
くわせきたに
)
と名付る処あり、
虫羽
(
ちゆうう
)
草木といへども
渓
(
たに
)
に入りて一年を
歴
(
ふ
)
ればみな化して石となる。
其
(
その
)
川甚
苦寒
(
くかん
)
にして夏も
渉
(
わたる
)
べからざるが如し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
渉
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“渉”を含む語句
交渉
跋渉
干渉
徒渉
渉猟
渡渉
盤渉調
没交渉
渉漁
盤渉
博渉家
沒交渉
関渉
畿内跋渉
猟渉
無交渉
漫渉
渡渉退却
秇苑日渉
行渉
...