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添書
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てんしょ
ふりがな文庫
“
添書
(
てんしょ
)” の例文
牢城の
管営
(
かんえい
)
(獄営奉行)、また
差撥
(
さはつ
)
(牢番頭)などへ宛てて、それぞれ
添書
(
てんしょ
)
を書いた上、
大銀
(
たいぎん
)
二十五両二
封
(
ふう
)
をも、あわせ贈って
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それも旅で知り合った
女
(
ひと
)
が
堅気
(
かたぎ
)
になって、五里ばかり離れた町に住んでいるからと言って、
添書
(
てんしょ
)
をしてくれた。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
宇津木兵馬は駒井能登守から
添書
(
てんしょ
)
を貰って、ここの寺の慢心和尚の
許
(
もと
)
へ身を寄せることになりました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
安斉
(
あんざい
)
さんから校長先生へ
添書
(
てんしょ
)
を持ってきたのである。校長さんは家来でない。しかし家来のところへお
嫁
(
よめ
)
にきている人の
伯母
(
おば
)
さんのご主人だから、つまり、家来の
伯父
(
おじ
)
さんだ。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
町方の御用聞にとって、大名屋敷は大苦手ですが、
与力
(
よりき
)
笹野新三郎の
添書
(
てんしょ
)
で、どうやらこうやら、老巧な用人に逢い、三十一年前成滝近江が永のお暇になった時の事情を詳しく聞き出しました。
銭形平次捕物控:087 敵討果てて
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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わしの
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(
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)
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(
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)
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(
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の
大相国寺
(
だいそうこくじ
)
にあって、
智清禅師
(
ちせいぜんじ
)
と衆人にあがめられておる。この
添書
(
てんしょ
)
をたずさえて、大相国寺へまいり、よう禅師にすがってみるがよい
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわち、青嵐居士の
添書
(
てんしょ
)
で、居士の知人であるところの、この長安寺の住職へあらかじめ諒解が届いていたものですから、万事が極めて素直に運んでいるのだろうと思われることです。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「間違のないように
添書
(
てんしょ
)
を書いてやろう」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それにしても、
柴進
(
さいしん
)
の
添書
(
てんしょ
)
や
銀
(
かね
)
が、ここでは、どんなにものをいったかしれない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“添”で始まる語句
添
添乳
添削
添寝
添臥
添状
添刪
添水
添下
添合