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浜御殿
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はまごてん
ふりがな文庫
“
浜御殿
(
はまごてん
)” の例文
愈
(
いよい
)
よ
兵端
(
へいたん
)
を開く時には
浜御殿
(
はまごてん
)
、今の
延遼館
(
えんりょうかん
)
で、
火矢
(
ひや
)
を
挙
(
あ
)
げるから、ソレを
相図
(
あいず
)
に用意致せと
云
(
い
)
う市中に布令が出た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
彼等の言を聞けば、政府にて決答を
躊躇
(
ちゅうちょ
)
するときは軍艦より
先
(
ま
)
ず
高輪
(
たかなわ
)
の
薩州邸
(
さっしゅうてい
)
を
砲撃
(
ほうげき
)
し、
更
(
さ
)
らに
浜御殿
(
はまごてん
)
を
占領
(
せんりょう
)
して
此処
(
ここ
)
より大城に向て
砲火
(
ほうか
)
を開き、江戸市街を
焼打
(
やきうち
)
にすべし
云々
(
うんぬん
)
とて
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
それを越して
霞
(
かすみ
)
ヶ
関
(
せき
)
、
日比谷
(
ひびや
)
、
丸
(
まる
)
の
内
(
うち
)
を見晴す景色と、
芝公園
(
しばこうえん
)
の森に対して
品川湾
(
しながわわん
)
の一部と、また眼の下なる
汐留
(
しおどめ
)
の
堀割
(
ほりわり
)
から引続いて、お
浜御殿
(
はまごてん
)
の深い
木立
(
こだち
)
と城門の白壁を望む景色とは
銀座
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一同はお
浜御殿
(
はまごてん
)
の石垣下まで
漕入
(
こぎい
)
つてから
空腹
(
くうふく
)
を我慢しつゝ水の上の全く暗くなるのを待ち船宿の桟橋へ
上
(
あが
)
るや否や、店に預けて置いた手荷物を奪ふやうに
引掴
(
ひつつか
)
み、めい/\
後
(
あと
)
をも見ず
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
一同はお
浜御殿
(
はまごてん
)
の石垣下まで
漕入
(
こぎい
)
ってから空腹を我慢しつつ水の上の全く暗くなるのを待ち船宿の桟橋へ
上
(
あが
)
るが否や、店に預けて置いた手荷物を奪うように
引掴
(
ひっつか
)
み、めいめい
後
(
あと
)
をも見ず
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
浜
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“浜御”で始まる語句
浜御成
浜御遊