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漕入
ふりがな文庫
“漕入”の読み方と例文
読み方
割合
こぎい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぎい
(逆引き)
三十有余人を
一家
(
いっけ
)
に
籠
(
こ
)
めて、信州、
飛騨
(
ひだ
)
、
越後路
(
えちごじ
)
、甲州筋、諸国の深山
幽谷
(
ゆうこく
)
の鬼を驚かし、魔を
劫
(
おびや
)
かして、谷川へ
伐出
(
きりだ
)
す杉
檜
(
ひのき
)
松
柏
(
かしわ
)
を八方より積込ませ、
漕入
(
こぎい
)
れさせ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一同はお
浜御殿
(
はまごてん
)
の石垣下まで
漕入
(
こぎい
)
つてから
空腹
(
くうふく
)
を我慢しつゝ水の上の全く暗くなるのを待ち船宿の桟橋へ
上
(
あが
)
るや否や、店に預けて置いた手荷物を奪ふやうに
引掴
(
ひつつか
)
み、めい/\
後
(
あと
)
をも見ず
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
一同はお
浜御殿
(
はまごてん
)
の石垣下まで
漕入
(
こぎい
)
ってから空腹を我慢しつつ水の上の全く暗くなるのを待ち船宿の桟橋へ
上
(
あが
)
るが否や、店に預けて置いた手荷物を奪うように
引掴
(
ひっつか
)
み、めいめい
後
(
あと
)
をも見ず
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
漕入(こぎい)の例文をもっと
(3作品)
見る
漕
漢検準1級
部首:⽔
14画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“漕”で始まる語句
漕
漕付
漕出
漕手
漕寄
漕刑場
漕艇
漕刑
漕戻
漕々
“漕入”のふりがなが多い著者
永井荷風
泉鏡花