“漕付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぎつ85.7%
こぎつけ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岸本に言わせると、彼と節子とはまだ一歩踏出したばかりであった。ある意味から言えば、くこんな境地まで漕付けたばかりであった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これより以後多くの文人が続出して、代る代るに文壇を開拓して仏露の自然主義まで漕付けるにおよそ二十年を費やしている。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
くの思いで一所に物観遊山に出るとまでは漕付は漕付たけれども、それもほんの一所に歩く而已で、慈母さんと云うものが始終に附ていて見れば思う様に談話もならず」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)