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漕付
ふりがな文庫
“漕付”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こぎつ
85.7%
こぎつけ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぎつ
(逆引き)
岸本に言わせると、彼と節子とはまだ
一歩
(
ひとあし
)
踏出したばかりであった。ある意味から言えば、
漸
(
ようや
)
くこんな境地まで
漕付
(
こぎつ
)
けたばかりであった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
これより以後多くの文人が続出して、代る代るに文壇を開拓して仏露の自然主義まで
漕付
(
こぎつ
)
けるにおよそ二十年を費やしている。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
漕付(こぎつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
こぎつけ
(逆引き)
「
漸
(
ようや
)
くの思いで一所に物観遊山に出るとまでは
漕付
(
こぎつけ
)
は漕付たけれども、それもほんの一所に歩く
而已
(
のみ
)
で、
慈母
(
おっか
)
さんと云うものが始終
傍
(
そば
)
に附ていて見れば思う様に
談話
(
はなし
)
もならず」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
漕付(こぎつけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
漕
漢検準1級
部首:⽔
14画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“漕”で始まる語句
漕
漕出
漕手
漕寄
漕刑場
漕入
漕艇
漕刑
漕戻
漕々
“漕付”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
島崎藤村
内田魯庵
三遊亭円朝
夢野久作