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河風
ふりがな文庫
“河風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かわかぜ
71.4%
かはかぜ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわかぜ
(逆引き)
主人のない家は
河風
(
かわかぜ
)
がいっそう吹き荒らして、すごい騒がしい水音ばかりが留守居をし、人影も目につくかつかぬほどにしか
徘徊
(
はいかい
)
していない。
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
もう
暫
(
しばら
)
く
炬燵
(
こたつ
)
にあたっていたいと思うのを、むやみと時計ばかり気にする母にせきたてられて不平だらだら、
河風
(
かわかぜ
)
の寒い
往来
(
おうらい
)
へ出るのである。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
河風(かわかぜ)の例文をもっと
(5作品)
見る
かはかぜ
(逆引き)
もう
暫
(
しばら
)
く
炬燵
(
こたつ
)
にあたつてゐたいと思ふのを、
無暗
(
むやみ
)
と時計ばかり気にする母にせきたてられて
不平
(
ふへい
)
だら/\、
河風
(
かはかぜ
)
の寒い
往来
(
わうらい
)
へ出るのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
名も
懷
(
なつか
)
しき
梅津
(
うめづ
)
の里を過ぎ、
大堰川
(
おほゐがは
)
の
邊
(
ほとり
)
を
沿
(
そ
)
ひ行けば、
河風
(
かはかぜ
)
寒
(
さむ
)
く身に
染
(
し
)
みて、月影さへもわびしげなり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
河風(かはかぜ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“河風(
川風
)”の解説
川風(かわかぜ)とは、河川の周辺で見られる特徴的な風のこと。河風、江風とも。
一般的には、周囲に比べて涼しく湿っておりひんやりとした、川辺の空気でできた風を指す。学術的には、川から川岸や陸地へ、あるいは川岸や陸地から川へと風向が変わる風と、川の水面の上を上流や下流に向かって流れる風との2種類がある。
(出典:Wikipedia)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
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河
河童
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