“三河後風土記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みかわごふどき66.7%
みかわごふうどき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜひなく彼は柏坂かしわざかの麓から道をかえて中山道なかせんどうへ廻ったが、このことは、だいぶ旅行中の評判になった。ずっと後に書かれた「三河後風土記みかわごふどき」の筆者など
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「改正三河後風土記みかわごふどき」や、その他の諸書が記すところによると、その日の光春が装いは、白練絹しろねりぎぬの陣羽織に、時の名ある画匠がしょうが、水墨すいぼくをもって雲龍うんりゅうを描いたものを着ていたという。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この頃読んでいるのは三河後風土記みかわごふうどきである。これはだいぶ冊数が多いから、当分この本だけで楽めると云っている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)