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汲出
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くみだ
ふりがな文庫
“
汲出
(
くみだ
)” の例文
簡單
(
かんたん
)
乍
(
なが
)
ら一
日
(
にち
)
の
式
(
しき
)
が
畢
(
をは
)
つた
時
(
とき
)
四
斗樽
(
とだる
)
の
甘酒
(
あまざけ
)
が
柄杓
(
ひしやく
)
で
汲出
(
くみだ
)
して
周圍
(
しうゐ
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る
人々
(
ひと/″\
)
に
與
(
あた
)
へられた。
主
(
しゆ
)
として
子供等
(
こどもら
)
が
先
(
さき
)
を
爭
(
あらそ
)
うて
其
(
その
)
大
(
おほ
)
きな
茶碗
(
ちやわん
)
を
換
(
か
)
へた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
……お
待
(
ま
)
ちなさりまし、
晝間
(
ひるま
)
の
辨當箱
(
べんたうばこ
)
が
開
(
あ
)
いて
居
(
を
)
ります、
洗
(
あら
)
つて
一番
(
ひとつ
)
、
其
(
そ
)
れへ
汲出
(
くみだ
)
して
差上
(
さしあ
)
げませう。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
初
(
はじめ
)
はほんのもう屋台店で渋茶を
汲出
(
くみだ
)
しておりましたのが
俄分限
(
にわかぶげん
)
。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
汲
漢検準1級
部首:⽔
7画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“汲出”で始まる語句
汲出機