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橋杭
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はしぐひ
ふりがな文庫
“
橋杭
(
はしぐひ
)” の例文
座頭
(
ざとう
)
申
(
まを
)
すやう、
吾等
(
われら
)
去年
(
いぬるとし
)
、
音
(
おと
)
にきゝし
信濃
(
しなの
)
なる
彼
(
か
)
の
木曾
(
きそ
)
の
掛橋
(
かけはし
)
を
通
(
とほ
)
り
申
(
まを
)
すに、
橋杭
(
はしぐひ
)
立
(
た
)
ち
申
(
まを
)
さず、
谷
(
たに
)
より
谷
(
たに
)
へ
掛渡
(
かけわた
)
しの
鉄
(
てつ
)
の
鎖
(
くさり
)
にて
繋
(
つな
)
ぎ
置
(
お
)
き
申候
(
まをしさふらふ
)
。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
橋杭
(
はしぐひ
)
に当る水音は高く聞えた。少年も
老爺
(
ろうや
)
も主婦も其下を通る時、皆仰向いて、その大きな鉄橋を闇に
透
(
すか
)
して見た。兄弟は手を延してその
橋杭
(
はしぐひ
)
を叩いて通つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
“橋”で始まる語句
橋
橋梁
橋場
橋桁
橋袂
橋詰
橋畔
橋架
橋本
橋板