“はしぐひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橋杭66.7%
橋脚33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
座頭ざとうまをすやう、吾等われら去年いぬるとしおとにきゝし信濃しなのなる木曾きそ掛橋かけはしとほまをすに、橋杭はしぐひまをさず、たによりたに掛渡かけわたしのてつくさりにてつな申候まをしさふらふ
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
橋杭はしぐひに当る水音は高く聞えた。少年も老爺ろうやも主婦も其下を通る時、皆仰向いて、その大きな鉄橋を闇にすかして見た。兄弟は手を延してその橋杭はしぐひを叩いて通つた。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
我等は此時細路第二の堤と交叉し之を次の弓門アルコ橋脚はしぐひとなせるところにいたれるに 一〇〇—一〇二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)