トップ
>
株
>
しゅ
ふりがな文庫
“
株
(
しゅ
)” の例文
父蘭軒の時からの居宅で、頗る広大な
構
(
かまえ
)
であった。庭には
吉野桜
(
よしのざくら
)
八
株
(
しゅ
)
を
栽
(
う
)
え、花の頃には
親戚
(
しんせき
)
知友を招いてこれを賞した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
十人は十人の
因果
(
いんが
)
を持つ。
羹
(
あつもの
)
に
懲
(
こ
)
りて
膾
(
なます
)
を吹くは、
株
(
しゅ
)
を守って兎を待つと、等しく一様の
大律
(
たいりつ
)
に支配せらる。白日天に
中
(
ちゅう
)
して万戸に午砲の
飯
(
いい
)
を
炊
(
かし
)
ぐとき、
蹠下
(
しょか
)
の民は
褥裏
(
じょくり
)
に
夜半
(
やはん
)
太平の
計
(
はかりごと
)
熟す。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
堤
(
つつみ
)
の
桜
(
さくら
)
わずか二三
株
(
しゅ
)
ほど眼界に入っていた。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“株”の意味
《名詞》
(くい) 切り株
(出典:Wiktionary)
“株”の解説
生物学において株(かぶ、en: strain)とは、微生物やそれに類する培養によって維持されるものの、同一系統のものを表す。ウイルスの分類でも用いられる。分離したもの、との意味で分離株(isolate)という語も使われる。
(出典:Wikipedia)
株
常用漢字
小6
部首:⽊
10画
“株”を含む語句
一株
刈株
苅株
切株
頭株
根株
守株
株立
棟梁株
大頭株
幾株
二株
家人株
木株
古株
株根
株券
株連
株杭
株槌
...