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枯萩
ふりがな文庫
“枯萩”の読み方と例文
読み方
割合
かれはぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはぎ
(逆引き)
椿
(
つばき
)
の
梢
(
こずゑ
)
には、つい
此
(
こ
)
のあひだ
枯萩
(
かれはぎ
)
の
枝
(
えだ
)
を
刈
(
か
)
つて、その
時
(
とき
)
引殘
(
ひきのこ
)
した
朝顏
(
あさがほ
)
の
蔓
(
つる
)
に、
五
(
いつ
)
つ
六
(
む
)
つ
白
(
しろ
)
い
實
(
み
)
のついたのが、
冷
(
つめた
)
く、はら/\と
濡
(
ぬ
)
れて
行
(
ゆ
)
く。
湯どうふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今朝庭を歩いて居ると、眼が
一隅
(
いちぐう
)
に走る瞬間、はッとして彼は立とまった。
枯萩
(
かれはぎ
)
の枝にものが光る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
刈らるゝを待つ
枯萩
(
かれはぎ
)
の
風情
(
ふぜい
)
かな
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
枯萩(かれはぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯山
枯渇
“枯萩”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
泉鏡太郎
高浜虚子
泉鏡花