“枯萩”の読み方と例文
読み方割合
かれはぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椿つばきこずゑには、ついのあひだ枯萩かれはぎえだつて、そのとき引殘ひきのこした朝顏あさがほつるに、いつしろのついたのが、つめたく、はら/\とれてく。
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今朝庭を歩いて居ると、眼が一隅いちぐうに走る瞬間、はッとして彼は立とまった。枯萩かれはぎの枝にものが光る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
刈らるゝを待つ枯萩かれはぎ風情ふぜいかな
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)