晩稻おくいね)” の例文
新字:晩稲
「さうらけて、れが晩稻おくいねはなだ」かね博勞ばくらうにした小麥粉こむぎここと/″\けてしまつた。苗束なへたばすこしろつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
晩稻おくいねつくんだから、役場やくば奴等やつらつくつちやなんねえなんちつたつて、てえな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
根性こんじやうねぢれてつからだあ、晩稻おくいねつくんなつちのに」女房にようばう一人ひとりまたいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)