“日足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひあし33.3%
ヒタ33.3%
ひた16.7%
ひたり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にはを見ると、生垣いけがき要目かなめいたゞきに、まだ薄明うすあかるい日足ひあしがうろついてゐた。代助はそとのぞきながら、是から三十分のうちに行くさきめやうと考へた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
詔命ミコトモタしむるは、「いかにして、日足ヒタしまつらむ。」答へ白さく、「御母ミオモを取り、 ...
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
また命詔したまはく「いかにして日足ひたしまつらむ」とのりたまへば、答へて白さく、「御母みおもを取り、大湯坐おほゆゑ若湯坐わかゆゑを定めて、日足しまつるべし」
さらに、紀州の熊野へ入って熊野川の日足ひたりで、一ヵ月を鮎の友釣りに釣り暮らした。父子づれの釣り旅は、まことに楽しいものである。
桑の虫と小伜 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)