トップ
>
文吉
>
ぶんきち
ふりがな文庫
“
文吉
(
ぶんきち
)” の例文
こんな風景をみると、この家のあるじ——こん度は亭主の
文吉
(
ぶんきち
)
の方だが——は、さわらぬ神にたたりなしと、そっとしておく。
雑居家族
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
文吉
(
ぶんきち
)
は
操
(
みさお
)
を渋谷に
訪
(
と
)
うた。無限の喜と楽と望とは彼の胸に
漲
(
みなぎ
)
るのであった。途中一二人の友人を訪問したのはただこれが口実を作るためである。
愛か
(新字新仮名)
/
李光洙
(著)
十三屋の
文吉
(
ぶんきち
)
が、娘のお曾与を伊丹屋に嫁入りさせることになった話は、平次の耳にもよく聞えていたのです。
銭形平次捕物控:097 許嫁の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
文吉
(
ぶんきち
)
は、ある夏休の末のこと、
親不知子不知
(
おやしらずこしらず
)
の海岸に近い、
従兄
(
いとこ
)
の家へあそびに行きました。
さがしもの
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
文吉
(
ぶんきち
)
、
藤治郎
(
とうじろう
)
、
多藏
(
たぞう
)
、
彌五右衞門
(
やごえもん
)
の七人に買って来て呉れてえ頼まれて、御守が七つ
御供物
(
おくもつ
)
が七つある、それは
宜
(
え
)
えが金が二十両脇から預かって、小さい風呂敷に包んで金がある
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
粋
(
すい
)
は
文吉
(
ぶんきち
)
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
何だか知らねえがお
母
(
っかア
)
が
異
(
ちが
)
って何うせ旨くは
治
(
おさま
)
るめえ、
汝
(
われ
)
が憎まれ口でも叩いて、何うせな
家
(
うち
)
もうなやにゃア
往
(
い
)
くめえと
文吉
(
ぶんきち
)
も心配して居るが、何うも仕方がねえ、早く女親に別れる汝だから
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
文吉
(
ぶんきち
)
でございます、ヘエ」
銭形平次捕物控:079 十七の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
床「
私
(
わっし
)
やア廻りに歩いた
文吉
(
ぶんきち
)
でございます」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“文”で始まる語句
文
文字
文句
文言
文身
文箱
文明
文章
文書
文鎮