“救助船”の読み方と例文
読み方割合
たすけぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落(おっこ)ちようもんならそれっきりです——淵(ふち)や瀬でないだけに、救助船(たすけぶね)とも喚(わめ)かれず、また叫んだ処(ところ)で、人は串戯(じょうだん)だと思って、笑って見殺しにするでしょう、泳(およぎ)を知らないから
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ずらりと女學生(ぢよがくせい)たちを從(したが)へて、頬(ほゝ)と頤(あご)をだぶ/″\、白髮(しらが)の渦(うづまき)を卷(ま)かせて、恁(か)う反身(そりみ)に出(で)て來(き)た所(ところ)が、何(なん)ですかね私(わたし)には、彼處(あすこ)に居(ゐ)る、其(そ)の狂人(きちがひ)を、救助船(たすけぶね)で濟度(さいど)に顯(あらは)れたやうに見(み)えたんです。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)