“据直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すえなお40.0%
すゑなほ40.0%
すわりなお20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穂坂は一度取って量を知った、両手にすっと軽く、しかしうやうやしく、また押戴おしいただいて据直すえなおした。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たもとすべつてちうまつた、大切たいせつ路銀ろぎんを、ト懷中ふところ御直おんなほさふらへと据直すゑなほして、前褄まへづまをぐい、とめた。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さわらないで、じっ柔順おとなしくしてさえいれば、元の通りに据直すわりなおって、が明けます。一度なんざ行燈が天井へ附着くッつきました。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)