“すえなお”の漢字の書き方と例文
語句割合
据直100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穂坂は一度取って量を知った、両手にすっと軽く、しかしうやうやしく、また押戴おしいただいて据直すえなおした。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
入口では出入ではいりの邪魔になると思ったけれど、折角の助言じょごんを聴かぬのも何だから、言う通りに据直すえなおすと、雪江さんが、矢張やっぱり窓の下の方がいという。で、矢張やっぱり窓の下の方へ据えた。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)