さしは)” の例文
新字:
怪談か美談か、もかくも一説として掲げて置く。勿論、南北翁の傑作に対して異論をさしはさむなどと云うわけでは決して無い。
四谷怪談異説 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やがて小六ころく自分じぶん部屋へや這入はいる、宗助そうすけ御米およねそばとこべて何時いつものごとた。五六時間じかんのちふゆきりやうしもさしはさんで、からりとわたつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)