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挾
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さしは
ふりがな文庫
“
挾
(
さしは
)” の例文
新字:
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怪談か美談か、
兎
(
と
)
もかくも一説として掲げて置く。勿論、南北翁の傑作に対して異論を
挾
(
さしは
)
さむなどと云うわけでは決して無い。
四谷怪談異説
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やがて
小六
(
ころく
)
は
自分
(
じぶん
)
の
部屋
(
へや
)
へ
這入
(
はい
)
る、
宗助
(
そうすけ
)
は
御米
(
およね
)
の
傍
(
そば
)
へ
床
(
とこ
)
を
延
(
の
)
べて
何時
(
いつ
)
もの
如
(
ごと
)
く
寐
(
ね
)
た。五六
時間
(
じかん
)
の
後
(
のち
)
冬
(
ふゆ
)
の
夜
(
よ
)
は
錐
(
きり
)
の
樣
(
やう
)
な
霜
(
しも
)
を
挾
(
さしは
)
さんで、からりと
明
(
あ
)
け
渡
(
わた
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
挾
部首:⼿
10画
“挾”を含む語句
紙挾
手挾
挾箱
挾撃
引挾
板挾
先挾箱
差挾
挾撃的
挾箱持
挾路
文挾
溝挾
腋挾
虎挾
銀葉挾