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打砕
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ぶっくだ
ふりがな文庫
“
打砕
(
ぶっくだ
)” の例文
旧字:
打碎
頭ア
打砕
(
ぶっくだ
)
いても構わねえだ、
汝
(
われ
)
恩を忘れたか、此の夏の
取付
(
とりつけ
)
に瓜畑へ
這入
(
へえ
)
って瓜イ盗んで、生埋にされる処を、
家
(
うち
)
の惣次郎が情け
深
(
ぶけ
)
えから助けて、
行
(
ゆ
)
く処もねえ者に羽織イ着せたり
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「まだ言うか、われ、そのおとがいを
打砕
(
ぶっくだ
)
いてくれる」
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
私が此の二十枚の皿を
悉皆
(
みんな
)
打砕
(
ぶっくだ
)
いたが、二十人に代って私が一人死ねば、
余
(
あと
)
の二十人は助かる、それに斯うやって
大切
(
でえじ
)
な皿だって
打砕
(
ぶちくだ
)
けば
原
(
もと
)
の
土塊
(
つちッころ
)
だ、金だって銀だって只形を拵えて
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
他に工夫が
無
(
ね
)
えから、
寧
(
いっ
)
そ
禍
(
わざわい
)
の根を絶とうと
打砕
(
ぶっくだ
)
いてしまっただ、私一人死んで二十人助かれば本望でがす、私も
若
(
わけ
)
え時分には、
心得違
(
こころえちげ
)
えもエラ有りましたが、
漸
(
ようや
)
く此の頃
本山寺
(
ほんざんじ
)
さまへ行って
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
砕
常用漢字
中学
部首:⽯
9画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀