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打殺
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ぶっころ
ふりがな文庫
“
打殺
(
ぶっころ
)” の例文
己も仕様がないから賭博を
止
(
や
)
め、今じゃア
人力車
(
くるま
)
を引いてるが、旦那
貴方
(
あんた
)
は
何処
(
どこ
)
のもんだか知んねえが、人を
打殺
(
ぶっころ
)
して金を
奪
(
と
)
り、其の
死人
(
しびと
)
を持って来たなア
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
中々
(
なかなか
)
逃げそうにもしない、仕方なしに、足でパッと
思切
(
おもいき
)
り蹴って、ずんずん歩き出したが二三
間
(
げん
)
行
(
ゆ
)
くとまた来る、
平時
(
いつも
)
なら自分は「何こんなもの」と
打殺
(
ぶっころ
)
したであろうが、
如何
(
どう
)
した事か
白い蝶
(新字新仮名)
/
岡田三郎助
(著)
權「他に心得はねえが、
夜夜中
(
よるよなか
)
乱暴な奴が
入
(
へえ
)
るとなりませんから、
私
(
わし
)
ゃア寝ずに御殿の
周囲
(
まわり
)
を
内証
(
ないしょう
)
で見廻っていますよ、もし狐でも出れば
打殺
(
ぶっころ
)
そうと思ってます」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
只私の不調法から旦那様の御名義ばかりじゃアねえ、お屋敷のお名前まで出るような事があっちゃア済まねえと覚悟を極めて、私一人
打殺
(
ぶっころ
)
されたら事が済もうと思ってる所へ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なに
私
(
わし
)
は
種々
(
いろ/\
)
な物を
貰
(
もろ
)
うのは
否
(
いや
)
でございます、どうかまア悪い奴と見たら
打殺
(
ぶっころ
)
しても構わないくらいの許しを
願
(
ねげ
)
えてえもので、此の頃は余程悪い奴がぐる/\廻って歩きます
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打倒
打明
打付
打笑
打遣
打毀