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手扶
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てだす
ふりがな文庫
“
手扶
(
てだす
)” の例文
恁
(
か
)
う
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
を
話
(
はな
)
したら、
嬢様
(
ぢやうさま
)
を
不便
(
ふびん
)
がつて、
薪
(
まき
)
を
折
(
を
)
つたり
水
(
みづ
)
を
汲
(
く
)
む
手扶
(
てだす
)
けでもしてやりたいと、
情
(
なさけ
)
が
懸
(
かゝ
)
らう。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
女で食う色男を一度食わせたことのある、台の鮨のくされ縁が、
手扶
(
てだす
)
けの介抱と
称
(
とな
)
えて
入
(
い
)
り込んで、
箪笥
(
たんす
)
の
抽斗
(
ひきだし
)
を明けたり出したり、
引解
(
ひきほど
)
いたり、
鋏
(
はさみ
)
を入れたり。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
扶
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭