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手々
ふりがな文庫
“手々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てて
57.1%
てんで
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てて
(逆引き)
「オイオイ、どッちもでられないと思って、強そうなことをいうなよ、なぐれるものならなぐってごらんだ。お
手々
(
てて
)
が
痛
(
いた
)
くなるばかりだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何故か知ら、だってこうしてお会いしているのに? おばさま、お
手々
(
てて
)
出して、こんなに確かりにぎっているのに、嘘なんかじゃないでしょう、おばさま、キスしましょう。」
蜜のあわれ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
手々(てて)の例文をもっと
(4作品)
見る
てんで
(逆引き)
それらの人は、どこかこの近辺の温泉場へでも遊びに行って来たものらしく、汽車が動きだしてからも、
手々
(
てんで
)
にそんな話に
耽
(
ふけ
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
古
(
ふる
)
び
錆
(
さ
)
びついたる
戟共
(
ほこども
)
を
同
(
おな
)
じく
年老
(
としお
)
いたる
手々
(
てんで
)
に
把
(
と
)
り、
汝等
(
なんぢら
)
が
心
(
こゝろ
)
に
錆
(
さ
)
びつきし
意趣
(
いしゅ
)
の
中裁
(
ちゅうさい
)
に
力
(
ちから
)
を
費
(
つひや
)
す。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
手々(てんで)の例文をもっと
(3作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
々
3画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手々”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
ウィリアム・シェークスピア
徳冨蘆花
徳田秋声
北原白秋
室生犀星
吉川英治
宮本百合子