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懸茶屋
ふりがな文庫
“懸茶屋”の読み方と例文
読み方
割合
かけぢゃや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけぢゃや
(逆引き)
折から
堤防伝
(
つつみづた
)
いに
蹄
(
ひづめ
)
の音、一人
砂烟
(
すなけぶり
)
を立てて、
斜
(
ななめ
)
に小さく、
空
(
くう
)
を駆けるかと見る見る近づき、
懸茶屋
(
かけぢゃや
)
の彼方から歩を
緩
(
ゆる
)
めて、悠然と打って来た。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
懸茶屋
(
かけぢゃや
)
には
絹被
(
きぬかつぎ
)
の芋
慈姑
(
くわい
)
の
串団子
(
くしだんご
)
を
陳
(
つら
)
ね
栄螺
(
さざえ
)
の壼焼などをも
鬻
(
ひさ
)
ぐ。
百眼売
(
ひゃくまなこうり
)
つけ
髭
(
ひげ
)
売
蝶〻
(
ちょうちょう
)
売
花簪
(
はなかんざし
)
売風船売などあるいは屋台を据ゑあるいは立ちながらに売る。花見の客の
雑沓狼藉
(
ざっとうろうぜき
)
は筆にも記しがたし。
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
懸茶屋(かけぢゃや)の例文をもっと
(2作品)
見る
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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懸
懸念
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