“情實(わけ)” の例文
新字:情実
文(ふみ)を懷(ふところ)にして令孃(ひめ)の部屋(へや)に來(き)し時(とき)は、末(すゑ)の姉君(あねぎみ)此處(こヽ)にありて、お細工物(さいくもの)の最中(もなか)なるに、今(いま)見(み)せては惡(わ)るかるべしと、情實(わけ)は素(もと)より知(し)る筈(はず)なけれど、吾助(ごすけ)とも言(い)はで遊(あそ)び居(ゐ)けるが
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)