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応接室
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おうせつしつ
ふりがな文庫
“
応接室
(
おうせつしつ
)” の例文
左
(
ひだり
)
へ
折
(
お
)
れたところに
応接室
(
おうせつしつ
)
か
喫煙室
(
きつえんしつ
)
かといふやうな
部屋
(
へや
)
の
窓
(
まど
)
の
戸
(
と
)
が
少
(
すこ
)
しあいてゐて
人影
(
ひとかげ
)
が
差
(
さ
)
してゐたが、そこを
過
(
す
)
ぎると
玄関
(
げんかん
)
があつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
その
日
(
ひ
)
の
昼
(
ひる
)
ごろ、おじいさんは、
会社
(
かいしゃ
)
の
応接室
(
おうせつしつ
)
で、テーブルに
向
(
む
)
かい、
大
(
おお
)
きな
腹
(
はら
)
を
抱
(
かか
)
えて、パイプをすぱすぱ
吸
(
す
)
いながら、お
客
(
きゃく
)
と
話
(
はなし
)
をしていました。
ガラス窓の河骨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かねて思っていたのとちがい、わたしは
格子
(
こうし
)
もさくもないそまつな
応接室
(
おうせつしつ
)
に通された。お父さんは出て来た。でもくさりなどに
結
(
ゆ
)
わえられてはいなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“応接室(
応接間
)”の解説
応接間(おうせつま)とは来客を迎え入れることを目的として家屋に設置される部屋(洋間)の名称。応接室。
これは多くの家庭では戦後になってから設けられるようになった部屋である。人々の生活スタイルの西洋化と共に普及したため部屋内に設置されている家具や家電品は西洋スタイルであったと共に、その場で客人をもてなす飲食物もコーヒーや西洋菓子などハイカラな物であった。
旧来の来客用の部屋は客間・客座敷と呼ばれ、和室をイメージされることが多いが、必ずしもそれに限定されない。
(出典:Wikipedia)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“応接”で始まる語句
応接間
応接
応接所
応接掛