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忍術
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にんじゅつ
ふりがな文庫
“
忍術
(
にんじゅつ
)” の例文
かかる
白日
(
はくじつ
)
の
下
(
もと
)
、
万人衆目
(
ばんにんしゅうもく
)
のあるなかで、
忍術
(
にんじゅつ
)
の
秘法
(
ひほう
)
をどう
争
(
あらそ
)
うのだろうか。争うとすればどうするのだろうか?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忍術
(
にんじゅつ
)
つかいのような博士のことですから、どこから、しのびこんでくるか、わからないからです。
探偵少年
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それがまたこの戯れの
永
(
なが
)
く行われた
面白味
(
おもしろみ
)
であったろうが、幼い人たちが模倣を始めたより更に以前を想像してみると、
忍術
(
にんじゅつ
)
などと起原の共通なる一種の信仰が潜んでいて
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
逃
(
に
)
げ道のために
蝦蟇
(
がま
)
の術をつかうなんていう、
忍術
(
にんじゅつ
)
のようなことは私には出来ません。進み進んで、出来る、出来ない、
成就
(
じょうじゅ
)
不成就の紙
一重
(
ひとえ
)
の
危
(
あやう
)
い
境
(
さかい
)
に臨んで
奮
(
ふる
)
うのが芸術では無いでしょうか。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
およそ
忍術
(
にんじゅつ
)
というものも
夜陰
(
やいん
)
なればこそ
鼠行
(
そぎょう
)
の
法
(
ほう
)
もおこなわれ、木あればこそ
木遁
(
もくとん
)
、火あればこそ
火遁
(
かとん
)
の
術
(
じゅつ
)
もやれようが、この
白昼
(
はくちゅう
)
、この
試合場
(
しあいじょう
)
のなかで
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
いわゆる、徳川時代の名物、
伊賀者
(
いがもの
)
の
元祖
(
がんそ
)
は、この
菊池半助
(
きくちはんすけ
)
と、
柘植半之丞
(
つげはんのじょう
)
、
服部小源太
(
はっとりこげんた
)
の三
羽
(
ば
)
烏
(
がらす
)
。そのひとりである半助が、
忍術
(
にんじゅつ
)
に
長
(
た
)
けているのはあたりまえ、あらためてここにいう要がない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“忍術”の解説
忍術(にんじゅつ)とは、日本の室町時代頃から戦国時代の諜報活動や窃盗に関する技術や窃盗や諜報活動への対応法の総称である。諜報活動の際に必要となる技術や各種の武術なども含まれる場合がある。
(出典:Wikipedia)
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
術
常用漢字
小5
部首:⾏
11画
“忍術”で始まる語句
忍術使
忍術本
忍術組