“御息”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやす40.0%
みいき40.0%
おんいき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此前このまへはづであつたが、ついおそくなつたのでいそいでかへつた。今日けふは其つもりはやうちた。が、御息おやすちうだつたので、又とほり迄行つて買物かひものましてかへけにる事にした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
繼宮明らにゆたにせりとぞ畏みて聞けば御息みいきづかひまで
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
見たいと、御母公におかせられては、苦しき御息おんいきのひまにも、夜となく昼となく、うわ言にまで御名を呼んでおられまする
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)