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征
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せ
ふりがな文庫
“
征
(
せ
)” の例文
後詰め(ゴズメ)というのは、日本の昔の戦争に於ける専門語であって、それは、Aという国がBという国を
征
(
せ
)
める時、Cという友邦に向い
今昔茶話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「そんな方がゐられるのに、一體、何んだつてあなたはかうやつて、土耳古のやつらを
征
(
せ
)
めに、鞍に跨つて、こんなひどい土地を進んでゆかれるんです?」
旗手クリストフ・リルケ抄
(旧字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
卑弥呼は訶和郎と共に不弥に残った兵士たちを集めて奴国へ
征
(
せ
)
め
入
(
い
)
る計画を立てていた。しかし、二人を乗せた馬の頭は進むに従い、不弥を
外
(
はず
)
れて
耶馬台
(
やまと
)
の方へ進んでいった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
「それ敵が
征
(
せ
)
めて来たぞ!」「弓を射ろ槍を飛ばせろ!」「敵は向こうの林の中にいるぞ! 油断をするな油断をするな」
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
基督
(
キリスト
)
教徒に
征
(
せ
)
められて国家の滅びるその際に南方椰子樹の島に隠した計量を絶した巨億の財を私は今こそ
発見
(
みつ
)
けたのだ!
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
征
(
せ
)
め、一には
羅馬
(
ローマ
)
法王の勢力を強め、あわよくば東西二派に分れているキリスト教を合一させ、その元首となろう
ローマ法王と外交
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
三代の祖先信昌公には、板垣三郎、下山五郎、この二人を先陣として叛臣跡部景家を夕狩沢にお
征
(
せ
)
めなされた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
後年織田の軍勢が甲府城下へ
征
(
せ
)
め込んだ時、
安禅不
三
必須
二
山水
一
あんぜんかならずしもさんすいをもちいず
、
滅
二
却心頭
一
火自涼
しんとうをめっきゃくすればひもおのずからすずし
と
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
近くは
平相国
(
たいらのしょうこく
)
清盛入道、唐土天竺が
征
(
せ
)
めて来ようと、傾くまじき勢威であったが、頼朝義経院宣を奉じて、仁義の
戦
(
いくさ
)
起こして以来、たたかえば敗けたたかえば破れ、一門ことごとく西海に沈み
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大森林の向こう側にある、他部落の敵勢が
征
(
せ
)
めて来たのさ。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
征
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
“征”を含む語句
出征
遠征
征旅
征箭
朝鮮征伐
征服者
楼蘭征戍
征矢
征伐
征服
征夷
征夷大将軍
征途
征清
出征兵士
征覇
征矢野
征人
征衣
征韓
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