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広陵
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こうりょう
ふりがな文庫
“
広陵
(
こうりょう
)” の例文
三国
(
さんごく
)
の
呉
(
ご
)
の
孫休
(
そんきゅう
)
のときに、一人の
戍将
(
じゅしょう
)
が
広陵
(
こうりょう
)
を守っていたが、城の修繕をするために付近の古い塚を掘りかえして石の板をあつめた。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
曹操は、その後、朝廷に奏し、陳登を
広陵
(
こうりょう
)
の太守に任じ、父の陳珪にも老後の
扶持
(
ふち
)
として禄二千石を給した。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「私は
広陵
(
こうりょう
)
の
王
(
おう
)
十八という者です。どうか路案内をさしてください。」
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
と歌ってから、源氏は久しく触れなかった琴を袋から出して、はかないふうに
弾
(
ひ
)
いていた。
惟光
(
これみつ
)
たちも源氏の心中を察して悲しんでいた。源氏は「
広陵
(
こうりょう
)
」という曲を細やかに弾いているのであった。
源氏物語:13 明石
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
淮陰
(
わいいん
)
の河口は大水があふれて、紀霊軍も追撃することはできなかった。その
暴風雨
(
あらし
)
の闇にまぎれて、玄徳は、
盱眙
(
くい
)
の陣をひきはらい、
広陵
(
こうりょう
)
の地方へ落ちて行った。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
孫恩
(
そんおん
)
が乱を起したときに、
呉興
(
ごこう
)
の地方は大いに乱れた。なんのためか、ひとりの男が
蒋侯
(
しょうこう
)
の
廟
(
びょう
)
に突入した。
蒋子文
(
しょうしぶん
)
は
広陵
(
こうりょう
)
の人で、三国の
呉
(
ご
)
の始めから、神としてここに祀られているのである。
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
泣く泣く彼は袁術の屍を埋め、ひとり
盧江
(
ろこう
)
方面へ落ちて行ったが、途中、
広陵
(
こうりょう
)
の
徐璆
(
じょきゅう
)
というものが、彼を捕えたので、その体を調べてみると、意外な物を持っていたのを発見した。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
広陵
(
こうりょう
)
(江蘇省・揚州市)のあたりで兵員も軍用金も乏しく困窮していた頃——商家の息子たる糜竺は、玄徳の将来を見こんで、その財力を提供し、兵費を
賄
(
まかな
)
い、すすんで自分の妹を、玄徳の室に入れ
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呂布の使いは、
広陵
(
こうりょう
)
(江蘇省・楊州)へ立った。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
陵
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“広”で始まる語句
広
広場
広東
広重
広々
広間
広小路
広野
広漠
広汎