“惟光”の読み方と例文
読み方割合
これみつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏は自身から出す舞い姫に、摂津守兼左京大夫である惟光これみつの娘で美人だと言われている子を選んだのである。惟光は迷惑がっていたが
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
惟光これみつが馬はしのばずいなないて
俳諧瑣談 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
冬になって雪の降り荒れる日に灰色の空をながめながら源氏は琴をいていた。良清よしきよに歌を歌わせて、惟光これみつには笛の役を命じた。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)