“これみつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
惟光100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも惟光これみつ以外の者は西の対の主の何人なにびとであるかをいぶかしく思っていた。女王は今も時々は尼君を恋しがって泣くのである。
源氏物語:07 紅葉賀 (新字新仮名) / 紫式部(著)
恋愛をする資格がないように思われているわれわれでさえもずいぶん女のことでは好奇心が動くのであるからと惟光これみつは主人をながめていた。
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)
もしかすればそれは頭中将が忘られないように話した常夏とこなつの歌の女ではないかと思った源氏の、も少しよく探りたいらしい顔色を見た惟光これみつ
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)