島屋しまや)” の例文
日本橋の島屋しまやへかえらず、いなくなってしまったということや、恋人は帝大新人会員の宮崎竜介氏であることや、結婚の間違っていたことや、柳原家の驚きや
柳原燁子(白蓮) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「その上、絞めた細紐を後ろ首で結んであつたといふのは、何よりの證據ぢやないか。品川の島屋しまやなどへ行つて、染井福之助がその晩泊つたかどうか、調べるまでもあるまいよ」
荒され借金多く相成候に付今一度盜賊たうぞくを致し身代をなほし商賣を致し候はんと存じ小猿と申合せ十月二十八日の兩替町りやうがへちやう島屋しまや治兵衞方へ忍び入金千兩盜み取り五百兩宛配分はいぶん仕つり是をぬすみを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
深川相川町あいかわちょう島屋しまやと云う船宿を頼み、亭主は船頭をし、私は客の相手をしてわずかな御祝儀を貰ってうやらうやらやって居るうちに、私は亭主運がないと見え、長八がまた不図ふと煩いついたのが原因もと
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
偖又其頃そのころ兩換町に島屋しまや治兵衞とて兩替屋ありけるが肥前屋ひぜんや小兵衞は此家へ度々たび/\兩換の事にて行店の者にも心安こゝろやすく成てとくと樣子を窺ふに概略勝手もわかりしかば是ぞよからんと思ひ仁左衞門へ島屋の事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)