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峡湾
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きょうわん
ふりがな文庫
“
峡湾
(
きょうわん
)” の例文
ひのきの
一杯
(
いっぱい
)
にしげっている谷の底に、五つ六つ、白い
壁
(
かべ
)
が見えその谷には海が
峡湾
(
きょうわん
)
のような風にまっ
蒼
(
さお
)
に入り
込
(
こ
)
んでいました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
鬼界
(
きかい
)
が島の海岸。
荒涼
(
こうりょう
)
とした
砂浜
(
すなはま
)
。ところどころに
芦荻
(
ろてき
)
など
乏
(
とぼ
)
しく
生
(
お
)
ゆ。向こうは
渺茫
(
びょうぼう
)
たる
薩摩潟
(
さつまがた
)
。左手はるかに
峡湾
(
きょうわん
)
をへだてて
空際
(
くうさい
)
に
硫黄
(
いおう
)
が
嶽
(
たけ
)
そびゆ。
頂
(
いただき
)
より煙をふく。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
砂の向うの、青い水と
救助区域
(
きゅうじょくいき
)
の赤い
旗
(
はた
)
と、向うのブリキ色の雲とを見たとき、いきなり私どもはスウェーデンの
峡湾
(
きょうわん
)
にでも来たような気がしてどきっとしました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“峡湾”の意味
《名詞》
峡 湾 (きょうわん)
フィヨルド。
(出典:Wiktionary)
“峡湾(フィヨルド)”の解説
フィヨルド(ノルウェー語: fjord)は、峡湾(きょうわん)、峡江(きょうこう)ともいい、氷河による侵食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のこと。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。
(出典:Wikipedia)
峡
常用漢字
中学
部首:⼭
9画
湾
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“峡”で始まる語句
峡
峡谷
峡間
峡水
峡口
峡中
峡山
峡流
峡路
峡東