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芦荻
ふりがな文庫
“芦荻”の読み方と例文
読み方
割合
ろてき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろてき
(逆引き)
その
夕
(
ゆう
)
べ、渡良瀬川の
芦荻
(
ろてき
)
の中に小舟をひそめて、彼は身をつつむ
蓑笠
(
みのかさ
)
に、やがて、じっとり降りてくる晩春のおもたい夜を待っていた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岸の
芦荻
(
ろてき
)
に、その根元にたぷたぷと打寄せて来てゐる濁流に、遠い空に捺されたやうにあらはれて見えてゐる風車に、微かに岸に残つてゐる桃の花に
犬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
またこの地方には川や沼が多く、枯れた
芦荻
(
ろてき
)
や裸になった苅田には、鴨、雁、鷺などが群をなして、やかましく飛び立ったり、舞いおりたりしていた。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
芦荻(ろてき)の例文をもっと
(10作品)
見る
芦
漢検1級
部首:⾋
7画
荻
漢検準1級
部首:⾋
10画
“芦荻”で始まる語句
芦荻山水
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