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小
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ささや
ふりがな文庫
“
小
(
ささや
)” の例文
然し、その名声を慕って、四谷北伊賀町の彼の仕事場を訪ねて行っても、鎚音のしない日は、見つけ出せないほどそこは
小
(
ささや
)
かな家だった。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
タラ/\と急な杉木立の、年中日の目を見ぬ仄暗い坂を
下
(
お
)
り尽すと、其処は町裏の野菜畑が三角形に山の窪みへ入込んで、其奥に
小
(
ささや
)
かな
柾葺
(
まさぶき
)
の屋根が見える。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
その
隣家
(
となり
)
に三十ばかりの女房一人住みたり。両隣は皆二階家なるに、
其家
(
そこ
)
ばかり平家にて、屋根低く、軒もまた
小
(
ささや
)
かなりければ、
大
(
おおい
)
なる
凹
(
おう
)
の字ぞ中空に描かれたる。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“小”の意味
《名詞》
(ショウ)ちいさいこと。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
“小”を含む語句
小便
小女
小刀
小屋
小僧
小路
小児
小舟
小童
小人
小竹
矮小
小兒
小娘
小角
小波
小野
小説
小婢
小字
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